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 科学救助隊テクノボイジャー
1982年4月17日〜9月11日という、たった半年間の放送にも関わらず、一部のアニメファンには非常に有名であり、当時小学校低学年だった私自身の印象も強い 「科学救助隊テクノボイジャー」。この番組の印象的な特徴は以下の通り。
  1. 国際連合が設立した国際救助隊。ひたすら「救助」を強調する。
  2. その割には形状が実用性から程遠く、コンセプト不明なマシンが多い。
  3. しかもマシンが意味なく合体する。
  4. ヒダカ・キャサリン・エリック・サミー・ハンセン・ポール・ジェラードといった多国籍な登場人物で、「国際色」を強調。ただしリーダーは当然ながら日本人。

ジェリー・アンダーソン原作の超有名人形劇「サンダーバードのパクリ」という印象が子供心にあったんだけど、この番組の英語名は文字通り「ThunderBirds2086」 なのでした。サンダーバードを原案として、当時アンダーソン作品の総輸入元である東北新社(ITCジャパン)が製作。アンダーソン側は全く製作には関与していません。「アニメ版和製サンダーバード」と して毎週土曜19時30分〜20時に放映もセールスは不調。18エピソードで放映中止になりました。

放送初日の朝日新聞の番組紹介は以下の通り。
「西暦二〇六六年、人類は飛躍的な進歩を遂げたが、大型化する犯罪やさまざまな弊害も生み出した。そこで全世界から選び抜かれたメンバーで、テクノボイジャーという科学救助隊が結成され、外敵に向って活動を開始する」

1年後、ITCを通じて外国に逆輸出された時は、オープニングの一部にCGを追加したほか、外国人スタッフにより8話を追加製作。主題曲も歌なしで採用されました。「Thunderbirds」を前面に押し出した割にはあまり振るわなかったようだけど、普通のアニメよりは相応に人気があったそうな(というか日本よりはまし)。

ジェリー・アンダーソン作品の特徴のひとつに「基地の構造が凝っている」というのがあるけど、テクノボイジャーの基地は目立ちすぎ。
外国版のオープニングにはTB1号〜3号のCGが入っていて、無茶苦茶かっこいい。
で、これがテクノボイジャー版TB1号。スペースシャトル型の高速偵察機。役割そのものは原作版と変わりない。
テクノボイジャー版TB2号は超音速輸送機というわけで、これも役割は原作版と変わりない。ただし、こちらはスペースシャトルの燃料ロケットのような形で、ブースター機能がついている。
TB3号は陸上用輸送車両。特殊作業機。
TB1号〜3号の合体スタイルは、本物のスペースシャトルっぽい。
TB4号は潜水艦。原作版TB4号よりもずっと格好が悪いけど、カラーリングはやはり黄色。
※ちなみに原作版のカラーリングは、ビートルズの「イエローサブマリン」の影響を受けたという噂。
宇宙ステーションのTB5号。形は原作版の影響を多分に受けている様子。宇宙活動用TB10号や17号の基地でもある。
※ちなみに原作版サンダーバードの作品中(英語原語)では、一度も「サンダーバード5号」とはいわれたことはなかった罠。
TB6号は特殊作業車。写真はないので詳細は不明。
 

Last Updated:2019/10/28
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